入れ歯が外れてしまう原因は？【東京 即日入れ歯】

こんにちは。すみれデンタルクリニックです。
本日は入れ歯が外れてしまう原因とその対処法をわかりやすく解説します。

入れ歯が外れてしまう原因と対処法は？

普段入れ歯を使用している際に入れ歯が外れる事があります。入れ歯が外れてしまうと、気になって会話やお食事が楽しめないかと思います。入れ歯が外れてしまうのにはいくつか原因が考えられます。今回は入れ歯が外れてしまう原因とその対処法をご説明します。

部分入れ歯が外れてしまう原因

１．金具がズレている。

部分入れ歯は，「クラスプ」と呼ばれる金具を残った歯に引っ掛けて入れ歯を安定させます。しかし使用していくうちに、クラスプが緩んで入れ歯が動いて外れてたり、落ちてきてしまいます。また、何らかの原因でクラスプ自体が変形してしまった場合も同様に入れ歯がしっかり固定されず、落ちてきたり外れたりしてしまいます。

総入れ歯が外れてしまう原因

１．入れ歯の大きさが合っていない。

総入れ歯の場合は粘膜に吸着させることで入れ歯を安定させます。入れ歯の面積が大きいと口を動かすたびに粘膜が動いてしまい空気が間に入ることにより外れてしまいます。逆に面積が小さいと吸着力が弱くて入れ歯が外れてしまいます。

２．唾液が少ない

唾液は、入れ歯と粘膜を吸着させる大きな役割を果たしています。唾液が少ないと口内が渇き、粘膜に密着しづらくなります。

３．入れ歯の人工歯の位置が合っていない。

人工歯の位置が合っていないと筋肉とのバランスが悪くなり入れ歯が外れてしまうことがあります。また、人工歯が内側・外側により過ぎた場合も入れ歯が外れてしまう事があります。

４．噛み合わせが合っていない

入れ歯を安定させるには噛み合わせのバランスが重要になります。１箇所でも噛み合わせが悪いと噛んだ際に入れ歯がズレてしまい外れることがあります。

５．歯茎が痩せてしまい合わなくなる。

歯茎が痩せてしまうことで入れ歯が外れてしまう事があります。原因としては、加齢や歯周病，乱れた歯並びと様々ですが、歯茎が痩せると密着面の間に隙間ができ空気が入り込んで外れる原因になる事があります。

部分入れ歯が外れる際の対処法

１．金具がズれている場合

歯科医に相談してクラスプ（金具）を調整、またはクラスプを作り直して交換する事で、金具のズレや変形が改善されます。

総入れ歯が外れる際の対処法

１．入れ歯の大きさが合っていない場合。

入れ歯のサイズが合っていない場合は歯科医に相談して大きさを調整して貰いましょう。入れ歯が大きすぎる場合は削って適正な大きさに調整する、小さ過ぎる場合は、材料を足して適正なサイズにしてもらうか、新たに入れ歯を作り直した方がいい場合があります。

２．唾液が少ない場合。

何らかの病気や服用薬の副作用などが原因となっている事もある為、まずは歯科医に相談して唾液が少ない原因を解明しましょう。それら以外が原因の場合は入れ歯用のガムを噛んだり唾液腺をマッサージしたりすることで改善される場合もあります。

３．入れ歯の人工歯の位置が合っていない場合。

人工歯の位置を適正にする為に、入れ歯を新しく作り直す必要があります。

４．噛み合わせが合っていない場合。

歯科医に相談して問題の部分を調節し噛み合わせのバランスをとる事で改善されます。

５．歯茎が痩せてしまった場合。

歯科医に相談して入れ歯の内面の材料を足して調整する事で歯茎に密着させることができます。しかし、入れ歯や痩せてしまった歯茎自体に問題がある場合は作り直す事もあります。

まとめ

今回は入れ歯が外れてしまう原因や対処法を解説させていただきましたが，入れ歯が外れる原因は、サイズや噛み合わせ、唾液が少ないなど様々挙げましたが、入れ歯を長期的に使用できるように歯科医院への定期検診を心掛けましょう。

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