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歯が抜けた状態の健康リスクについて解説!

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コラム

こんにちは。すみれデンタルクリニックです。
虫歯の放置や歯周病、怪我などで歯が抜けてしまった場合、そのままにしている方はいないでしょうか?奥歯が1本抜けてしまった場合は、見た目に影響を与えることはほぼないと思います。しかし、欠損した部分に対して適切な治療を行わなかった場合、噛み合わせに支障が出てしまったり、歯周病によって健康な他の歯が虫歯になってしまったりする可能性があります。また、歯を失うことによって口腔内だけでなく、全身の様々な問題が引き起こされる可能性があります。

本日は、歯を失うことによって起こる健康上のリスクやデメリットなどを詳しく解説していきます。歯が抜けてしまい入れ歯を入れるか検討されている・歯が抜けてしまってどうしようか悩んでいる方はぜひお読みくださいね。

1.よく噛むことができず、胃腸へ負担をかける。

歯を失うことによって、単純に歯の本数が足りていないため、噛むことが困難になります。噛むことができないと、食べ物を十分に噛んで消化することができません。そして、消化器官に負担をかけてしまい、

歯がなくて食べ物が噛めない場合、食べ物を消化するために十分な量の唾液が分泌されず、胃腸に負担がかかります。また、飲み込みにくいかたまりのまま消化器官に入ってしまうと、消化不良や、胃や腸の壁に傷がついてしまう可能性があります。

加えて、歯がないために食べやすいものを選ぶようになった場合、食物繊維やビタミンなど、栄養バランスが偏っている場合も多く、健康状態を悪化させるおそれがあるため、栄養バランスを考えた食事の工夫が必要です。

また、歯がない場合でも食べ物をよく噛むために、いったん細かく刻み、よくかき混ぜてから食すという方法もあります。食事の際には十分に水分をとり、栄養バランスを考え、口内環境のケアもしっかり行いましょう。ただ、食事のたびに細かく刻んで食べるのは面倒ですし、誰かと一緒に食事をする際にもストレスになりかねません。こうしたリスクを回避するためには、専門医に診てもらい早急に適切な治療を行うことが大切です。

2.歯周病のリスクに加えて、口臭が発生しやすい

歯を失うことにより、歯と歯茎の間にスペースができます。そのため、歯垢(プラーク)や食べカスが蓄積しやすくなります。それらが口腔内で酸化し、炎症を引き起こすことがあります。炎症が進行すると、歯周病になってしまいます。

また、唾液量が減少してしまう場合もあり、口臭に繋がります。唾液には、口腔内の洗浄や消化酵素が含まれています。歯を失うことによって、唾液を刺激する歯のない場所ができてしまうため、唾液量が減少する可能性があります。唾液量が減少すると、口腔内の乾燥も進行し、口臭や口内炎を引き起こすことがあります。

すぐに歯を磨いたり、口を濯いだりすれば多少は防げるかもしれませんが、外出中だと難しい場合もあります。食事は毎日のことなので、日々食べカスが溜まり、健康な他の歯の虫歯の原因となる可能性も高いです。また、放置し続けると口臭が悪化しまう上に、歯を失う原因にもなりますので、注意が必要です。

3.うまく話せなくなるなど生活に影響を及ぼす

歯を失うことによって、咀嚼や発音が難しくなるため、社会生活や日常生活に支障をきたすことがあります。自信を失ったり、人とコミュニケーションすることが辛くなったりと、精神的にも負担をかけることがあります。発音が難しいというのは、歯がないと息が隙間から漏れてしまい話しづらくなるなってしまうためです。高齢の方で歯が少なくなっている方などに多いかもしれません。

入れ歯を考えている方は、経験豊富な専門医に制作してもらうことで、話しづらさなどのリスクを避けることができます。最近の入れ歯は、あえて八重歯を作ったり、自然に歯並びを乱したりすることも可能になってきています。作り物っぽさが苦手…といった方も理想の歯に近い入れ歯を制作することが可能です。

4.噛み合わせが悪くなり、顎関節症などを起こす場合も

歯が1本でも欠けると、その周りの他の歯に負担をかけてしまいます。顎関節症とは、顎が痛くなり口を開くことができなくなったり、顎を動かすと変な音がしたりするなどの症状が出る病気のことです。治療法としては、噛み合わせを矯正していくことで徐々に口が開くようになりますが、こういった症状が出る前に治療をしておけば顎関節症などのリスクを減らすことができるでしょう。

もちろん、歯が欠けた場合、すぐに診察してもらうことが重要ですが、なかなか症状が出ないと放置する方もいるかもしれません。ただ、歯茎が痛み出したり、腫れたりした場合は、歯や歯茎にかなり負担をかけてしまっている状態のため、早急に専門医に診てもらうなど適切な治療を行うことが大切です。

5.全身疾患のリスク

口腔内にある炎症が全身疾患の引き金になる場合があります。例えば、歯周病の炎症物質によって、心血管疾患、糖尿病、肺炎、脳梗塞などの深刻な病気にも関係しています。また、アルツハイマー病などのリスクを高める可能性があることが示唆されています。また、歯を失うことによって、消化器官に負担がかかるため、高血圧、動脈硬化などのリスクも発生します。

口腔ケアは口腔だけではなく、実は全身の健康にも繋がっているというお話を本日はさせていただきました。
もし1本だけでも大丈夫と思っていた方がいらっしゃいましたら、ぜひ考え直してみてはいかがでしょうか?
今ある健康な歯を失う場合や、身体にも負担をかけることになってしまいます。

最後に

当医院では、即日入れ歯が必要な方はもちろん、患者様の装着感や予算などのご希望を伺い、患者様に一人ひとりに合った部分入れ歯・総入れ歯を製作させていただきます。メールでの無料相談や、カウンセリングも行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

入れ歯制作の流れのご紹介ページはこちら

最終更新日2023.07.08

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すみれデンタルクリニック
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〒101-0033
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