2026.09.13
見た目を整えたいというご相談





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そんなお悩みを抱えてご来院された40代女性の患者さまの治療エピソードをご紹介いたします。
患者さまは上前歯の動揺(グラつき)を大変心配されており、「完全に抜けてしまう前に、あらかじめ入れ歯を準備しておきたい」というご希望をお持ちでした。
また、過去に金属アレルギーの疑いがあったため、「金属のバネ(クラスプ)がない入れ歯(ノンクラスプ義歯)」をご希望されていました。
当院では、歯を抜いた当日に型取りを行い、なるべく早い段階で入れ歯をお使いいただけるよう準備いたします。しかし、抜歯後の治療においては「傷口が治る過程で歯茎が縮み、入れ歯との間に隙間ができる」という大切な変化が起こります。
この隙間を埋めるための修理(裏装:りそう)について、当院では以下の点をご説明いたしました。
金属のバネがある「部分入れ歯」
すべての歯を補う「総入れ歯」
金属を使わない「バネなし入れ歯」
※バネなしタイプは、歯茎が縮んで隙間ができた際に修理ができず、もう一度作り直しが必要になってしまい、経済的な負担が大きくなる可能性があります。
患者さまのお口の中を確認したところ、すでに金属の被せ物(補綴物)が入っており、日常生活で特にアレルギー症状は出ていませんでした。
また、入れ歯に使用する金属は比較的アレルギーが起きにくい配合になっていること、万が一の際も柔軟に対応できることをお伝えし、患者さまと十分にご相談を重ねました。
修理・調整が可能な「バネ(金属)ありの部分入れ歯」
もし装着後にアレルギー症状が出た場合は直ちに使用を中止し、すぐにご来院いただいてバネを切断・除去する対応をお約束・ご同意いただきました。
抜歯後、傷口が治癒した段階で一度ご来院いただき、歯茎の変化に合わせた入れ歯の微調整を行いました。
金属アレルギー症状などのトラブルは一切発生していません。
現在も不具合なく、とても快適に入れ歯をお使いいただいています。
入れ歯治療では、見た目や金属アレルギーへのご不安はもちろん、治療後のメンテナンス性や経済的な負担など、さまざまなリスクを考慮して一人ひとりに最適な方法を選ぶことが大切です。
「金属アレルギーが心配」「入れ歯が初めてで不安」という方も、事前にしっかりカウンセリングを行い、疑問や不安を解消してから治療を進めますので、どうぞお気軽にご相談ください。
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